羽田独自開発の火入れ機、冷却機で誰でも納得の火入れを実現できます。

HOT-1の原理と構造

なぜ私達はHOT-1を開発したのか

その経緯とHOT-1の原理と構造を簡単にご紹介します。

遠赤外線ホット・ワンを発売以来、現在静岡県内を中心に、神奈川県、埼玉県、茨城県、京都府、大阪府、三重県、岡山県、福岡県、佐賀県,宮崎県、熊本県、鹿児島県と日本全国に70台以上納品させていただきました。(2015年6月現在)

お茶屋さんにとって火入機を買い替えるということは大きな決断が必要であると思います。お客様(消費者)に何年あるいは何十年と定着した従来の火入れを止め、また1から火入れの勉強をやり直すのですから。

それでもあえて火入機を入れ替えさせていただいたのには大きな理由があります。

一言で申しますと従来の火入機の弱点は『高級茶』に適さないことです。

ご存知のようにお茶に火入れ香を付けることは容易いことですが、先に述べたように、お茶を構成する葉、茎、芽、粉など複雑な要素のすべてを均一に加熱することは至難の業です。仮にそれらをすべて仕分けしたとしても、高度な職人的火入れ技術が必要でした。特に高級煎茶などは本来のお茶の新鮮香を残す火入れ技術が必要になります。

理想の火入れをする機械はできないだろうか。しかも出来るだけ数値化して誰にでも簡単に操作できる物・・・

この命題に対する私共の答えは単純なことでした。

能率を考えず、ごく少量のお茶をていねいに火入れすることなら可能ではないか・・・

従来の火入機が高級茶に適さない最大の理由は一度に10数キロの原料をまとめて火入れする前提で作られている構造にあると思います。

例えば回転ドラム方式なら、大きな中華なべに大量のお茶を入れてチャーハンのように炒めるのと同じですから、料理の達人でなければ均一な加熱など無理な話です。何十キロかのお茶を均一に焙煎することはなかなか困難ですが、まるで実験室でやるように、手のひらに乗る10グラムのお茶なら、やわらかな熱源でゆっくり加熱すれば理想の火入れができると考えたからです。

遠赤外線火入機HOT-1の原理と構造

理想の火入れ

理想の火入れ

例えば20cm四方ほどの小さな箱の中に少量のお茶をごく薄く広げて、空間全体に炭火のようなやわらかな熱を照射し、お茶を加熱すればいいのではないかと。

お茶内部から出てくる水分や異臭は排出する必要がありますから密閉せず、保温しながら自然排気させます。

お茶葉は重ねずに、棒も一本一本並べますが、そのままですとお茶の裏表がムラになるので少し揺すってムラを防ぎます。

表面が傷にならぬようにゆっくりと。ちょうど手もみ茶で使われるほいろ(焙炉)火入れに近い方法です。

20~30秒程経過したら全体を攪拌します。その際できるだけ外気で冷やされぬよう茶温を保ちます。

これでしたらわずか数グラムですがお茶を見ながらお茶に何のストレスも与えず、理想の火入れができるはずです。

この小さな箱では商売にならないのなら、この箱全体を大きくするのではなく、この小さな箱をたくさん作ればいいわけです。

遠赤外線火入機HOT-1(ホットワン)はこのような原理で出来ています。

天井部の熱源は炭火とはいきませんが、炭火に最も近い熱源といわれる遠赤外線ガスバーナーをお茶用に改造したものを取り付けました。

天井から底面に向けて照射される熱は、底面のどの位置でも均一な温度分布になるよう工夫されています。(開発スタッフが最もこだわった部分です。)

遠赤外線は放射熱で、お茶の内部まで浸透する優れた熱源です。

空気を媒介しないため外気温にも湿気にも左右されないと同時に、マイクロ波(電子レンジ)ほど芯水をカラカラに乾燥する傾向は強くありません。

旨み成分は水の分子と仲がいいので一気に水分を取ると旨みも一緒に無くなりやすいのです。照射温度によりますが遠赤外線のほうがコントロールしやすいと考えています.

火入空間の構造

HOT-1の火入空間の構造

HOT-1の火入空間の構造

実際のHOT-1の火入空間の構造は、20cm四方の小さな箱の高さと幅はそのまま、長さだけは2mほどの細長い箱になります。
(約20cm×20cm×200cm)、これが3段あり、合計6m弱の連続した箱(空間)です。

底面は振動コンベヤ(トラフ)になっていて、薄く広げられたお茶は層をつくることがなくゆっくり流れてゆく連続流動式で、各段のお茶は水分値が微妙に違うため独立した温度設定が可能です。(各段自動温度調節機能付)

最上段で水分除去ができます。

お気軽にお問い合わせください TEL 0545-34-0141

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