静岡県御殿場市 (株)勝又製茶 様

勝又製茶お茶の仕上げ加工で特に重要な工程、火入れ焙煎の善し悪しの目安は、主に職人の勘、その時の体調によって左右されているのが実情であると思います。

当社でも長らく一般的な火入れ機を使用し、火入れ温度、時間等を調整しても均一な火入れを維持することが課題になっていました。

当社の所在する御殿場地区では冬の気温が零下3度以下になることは珍しくなく、空気も乾燥しています。

このような環境下では原料内部までの加熱焙煎、納得のいく火入れは困難でした。

昨年ホット・ワンのデモ機にて数種類の原料で火入れをしてもらい、原料の違い、気温、湿度に左右されない驚異の火入れを実感できました。

今までの機械のように付ききりで調整することもなく、簡単な設定でしかも均一な火入れができるようになりました。

火入れ後の冷却も以前からの課題で、自然に冷めるまで、合組、箱詰め作業が出来ませんでした。
原料を即刻冷まし保管する、これはお茶の香り、味を封じ込めるうえで重要なことで、今まで曖昧なままでした。

クール・ワンをセットで導入することによりその後の合組、箱詰め作業がスムーズになりました。

今までの火入れに慣れた当社のお客様の反応も上々で、これからもこの機械でいろいろな火入れの可能性を試し、販路拡大に繋げていきたいと思います。